車のシートにできた穴の補修方法 困ったときは業者に相談しよう

車のシートに穴ができて、悩む方もいるでしょう。タバコの焦がしや鋭利なものの接触などによって、ダメージを受けることがあります。このような場合は、早めの修繕が重要です。小さければ自力での補修も可能ですが、厳しい状況なら業者に相談しましょう。

今回は、車のシートにできた穴に悩む方のため、その対処法をまとめました。これを読めば、シートの穴を直す方法がわかるでしょう。

1.車のシートの穴を自力で補修する方法

車のシートの穴は、小さければ自力で直せる可能性があります。一般的な修繕の流れは、以下のとおりです。

  1. 穴の部分をきれいな丸に切り取る
  2. 穴の空いた部分に対するスポンジの挿入
  3. シートの貼り合わせ
  4. 乾かし

焦げやダメージによる穴の周辺はハサミを使い、円形に切り取りましょう。切り取り後はスポンジを穴につめ込みます。切り取ったシートの裏地にボンドを塗り、ピンセットを使って接着してください。最後に硬いもので上から押さえつけつつ、乾くのを待ちましょう。

以上の手順を使えば、自力での修繕が可能です。ただし穴の規模や数によっては時間がかかったり、修繕に失敗したりするリスクがあります。厳しい状況なら、無理をせず、業者に相談してください。

2.車のシートの穴を補修するときの注意点

車のシートに空いた穴を直すときは、さまざまな注意点があります。たとえば生地によって材料が変わる点を意識してください。体が当たる部分に穴が空いたときは、念入りな補修が重要です。また、このようなダメージは、見つかったらすぐに直すように努めましょう。ここでは、シートの穴に関する注意点を解説します。

2-1.補修生地はシートに合わせて使いわけよう

補修生地は、シートに合わせた使いわけが重要です。レザーと布では、選ぶべき生地が変わるからです。さらにレザーや布には、それぞれ多種多様な種類があります。

また、生地の色にも注意が必要です。たとえば同じホワイトでも、車種によって微妙に色彩が異なります。自身の車に使っているシートの正式な色を覚えておきましょう。これに合わせて、補修用の生地を選ぶことも大切です。

以上からシートが破れたときは、色や生地などの詳細確認からはじめてください。

2-2.体が当たる部分の補修を念入りに

体が当たる部分に穴が空いたときは、念入りの補修が重要です。体の摩擦を受けやすい部分は、経年劣化が進みやすいといえます。その結果として、いつの間にかシートの一部分に穴が空くかもしれません。

たとえば、お尻や背中が当たる部分に穴が空いているときは要注意です。補修が不十分だと、摩擦で再び穴が空くおそれがあります。この場合はDIYでも、想定以上のコストがかかるでしょう。

車の座席のうち体に当たる部分は、とくに慎重な対応が重要です。

2-3.放置すると穴が広がる可能性がある

車のシートに穴を見つけたら、すぐに直すことが大切です。放置すると、余計にダメージが広がるかもしれません。

穴の空いた部分から損傷が広がり、シートにシワができるおそれもあります。ダメージの規模が大きいほど、補修に手間がかかるので、このような事態は避けなければなりません。早めの改善によって、損害を最小限にとどめられます。以上を考えても、シートのダメージはすぐに直すことが得策です。

3.シートの穴の補修で困ったら業者に相談しよう

シートの穴の補修が厳しそうなら、業者への相談が推奨されます。自力での補修には失敗のリスクもあるので、自信がないときは、プロの力を借りましょう。また、ダメージの規模によっては、張り替えが決まるかもしれません。業者相談で押さえておきたいポイントを、以下にまとめました。

3-1.自力での補修には失敗のリスクもある

DIYでシートの穴を直す人もいますが、これには失敗のリスクもあります。補修が不十分だと、再補修が必要です。補修時の道具の使い方が悪いと、かえってシートのダメージを広げてしまうかもしれません。とくにレザーのようなデリケートな素材は、自力での補修が難しいとされるので要注意です。

DIYと比べれば、プロへの依頼が安心できる方もいるでしょう。施工内容を打ち合わせつつ、適切な修繕をしてもらえるからです。一定のコストはかかりますが、確実にシートの状態をよくするためには、業者への依頼が選択肢になります。

3-2.穴の大きさや数によっては張り替えも

シートのダメージの規模によっては、張り替えも想定されます。あまりにも穴が大きかったり、複数箇所のダメージが認められたりした場合は、そのような対応になるでしょう。

シートの補修を扱う業者によっては、タバコの焦げ穴の修繕にも対応しています。ダメージの規模に応じて、パテ埋め修理や一部分の張り替えもあるでしょう。時には全張り替えも想定されます。予算や仕上がりなどの希望をもとに、業者と最善の解決法を探りましょう。

4.まとめ

車のシートに穴が空いたときは、早めの修繕が重要です。このときDIYで直す人もいますが、うまくいかなさそうなら、業者への依頼も選択肢になります。業者ならダメージの規模やシート生地に応じて、柔軟に対応してもらえるでしょう。自力で直す自信がなければ、プロに頼る方法もあります。

「A-LUCO-DESIGN」では、モケットシートのタバコの焦げ穴からシートの張り替えまで、さまざまなメニューを扱っています。シートのダメージが気になる場合は、こちらまでご相談ください。状況に応じて最適な解決方法を提案いたします。