車の内装修理のポイントや注意点とは?カスタマイズについても徹底解説!

車の内装劣化は、購入してから5年後くらいからはじまってきます。車の使用頻度によっても変わりますし、小さなお子様がいる場合は、汚れるのも早くなってしまいます。

小さな傷からシートの破け、窓ガラスの汚れや傷などさまざまです。そこで今回は、愛車を大切にしている方に向けて、車の内装修理やカスタマイズ方法についてご紹介します。

1.車の内装・インテリア修理について

車の内装・インテリア修理については、内装の多くは業者におこなってもらう方が多いでしょうが、自身でできることはやってみたいという方もいます。とくに車好きな方は多いので自身でもできる方法をご紹介します。

なお、今回紹介する方法は、あくまでも応急的なものが多いため、しっかりとした修理をしたいという方は、早めに専門業者に相談しておくことがオススメです。

1-1.シートコーティング

シートが完全に劣化してしまうことを遅らせるシートコーティングは、自分でもDIYできます。市販のシートコーティング剤を使って、初心者の方でも簡単に対応することができるでしょう。

ただし、注意しなければならないことが3つあります。ひとつは、気温です。20℃~28℃を目安に、湿度も50%くらいの日がオススメです。暑すぎたり風が強すぎたりすると、砂埃がとんできたりコーティングが乾きにくくなったりします。

2つ目は、水垢やデポジットがついていないかしっかりと確認することが大切です。汚れているとコーティングが密着しづらくなります。

3つ目は、コーティング後24時間は濡らさないようにすることです。当日と翌日に雨が降らないことも、天気予報で確認する必要があります。とにかくしっかりと乾燥させることが大切です。

1-2.シートの傷・破れ

シートに傷ができて破れてしまった場合、小さな補修であれば、自身での修理もできます。用意するのは、同じ種類の生地とスポンジ、接着剤などです。生地は布であれば布、皮であれば皮と合ったものを購入します。

まず、開いてしまった穴の生地をきれいに丸く切り取り、そこにスポンジで穴を埋めて、最後に新しい生地を接着剤でつけたら完了です。

アイロンでつける方法もありますが、生地が溶けてしまうことがあるので、当て布をして様子をみながらつけてください。

2.内装における細々とした修理

内装のカスタマイズやシートの修理以外に、車の内装は経年によって、さまざまなところが傷んできます。ここからは、内装全般の細々とした部分の修理についてもご紹介します。

2-1.ダッシュボードの傷の直し方

車のダッシュボードについた線状の傷に、困っている方は多いでしょう。浅い傷であれば、自分で修理することもできます。充填剤ときれいなクロスを用意します。

まず、傷付近をきれいに洗い汚れがないか確認しましょう。そして、充填剤をつけてきれいなクロスで磨きます。この作業がとても大切です。盛り上がりが気になる方は、400~1,000番台の紙やすりで磨き仕上げてください。

2-2.天井の剥がれ

経年によって、天井が少しずつ剥がれてきてしまったら、しっかり剥がれる前に、応急処置をすることが大切です。自分で修理する場合は、木工用接着剤でできます。

生地に薄く塗り、ウレタンを伸ばしながら貼ります。少しデコボコと空気が入った場合は、濡れたタオルで上から拭くとまっすぐになるでしょう。

2-3.修理便利グッズ

ちょっとした傷や破れなどを自分で修理できるように、持っておくべき修理便利グッズをご紹介します。傷のための充填剤、また破れた場合の木工用接着剤や車と同じ種類の生地を用意しておくと、すぐに修理ができます。

加えて、きれいなクロスも一緒に用意しておくといいでしょう。

3.車の内装だけでなくバイクのシートも修理が可能!

車好きな方は、車だけでなく、バイクを愛好しているという方も多いでしょう。弊社では、バイクのシートなども修理・張り替え作業をおこなっております。バイクシートの修理や張り替えについても、最後に簡単にご紹介しましょう。

3-1.バイクシートの張り替え

シートは手入れをしなければ、3年から5年で表面が劣化し、硬くなった皮革はもとに戻るということはありません。

自分だけのオリジナルシートに張り替えることで、より愛着もわきます。また、本革にすることでフィット感も柔らかく、乗り心地もよくなります。

3-2.ハンドルにつけて保護するナックルガード

ナックルガードは、バイクのハンドルにつけるパーツです。オフロードで枝や小石に触れてしまったり、ハンドルがコースサイドにあたったりすることを防いでくれます。また、防寒対策にもなるので、冬場は薄いグローブでも運転ができます。

4.まとめ

車の内装は、小さな傷や破けであれば、自分で修理できます。手間がかかりますがコスト削減につながり、車好きな方は、自分で修理することで達成感や楽しさを味わうこともできます。しかし、自分で修理をおこなうことには限界がありますので、専門業者にすぐに依頼するほうがいいでしょう。

「A-LUCO-DESIGN」は、修理で1,400件以上という実績もあり、普段からのお手入れについても丁寧にレクチャーさせていただいております。車やバイクなどの修理を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。